【各話解説(ネタバレ有)】「偽王の骸」第七話

2016.11.23 Wednesday

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    ■第七話「傀儡の罠」

    http://ncode.syosetu.com/n2388dp/9/

     

    今回は重要な回です。

    これまで麗蘭に対し魁斗がどんな思いを持っているか、はっきりと明示してこなかったのですが、今回は一歩踏み込んで書いてみました。

     

    〇麗蘭vs魁斗

    昔、「金色の螺旋」に続く第二部として、麗蘭が黒神に操られて蘭麗・魁斗・蘢と戦うという話(副題は確か「散りゆく蘭、輝く蘭

    」)を書いたことがあるのですが、

    今それをやると金色から続く設定上いろいろ問題がありますので、今回こういう形で取り入れてみました。

    昔書いたものは麗蘭がすでに女帝に即位しており、作中黒神や妖王の次に強いという設定(今は魁斗の方が強い)でして、麗蘭が第二部のラスボス、蘭麗が主人公的位置づけになっていました。

    これを書いた当時は作者がまだ中学生だったのでよこしまな発想はなかったのですが、今こういう設定(黒神と麗蘭が手を組む)にするとどうもエロい方面しか思い浮かばない←ので、ボツにしました。

    魁斗は紅燐に続いて二度も好きな女の子と戦わなければならず、ちょっとかわいそうです。

     

    〇魁斗→麗蘭

    ようやく、魁斗が麗蘭に惚れているという面をはっきり出すことができました。今までも金色で小出しにはしてたのですが、ここまでひっぱってきていました。

    一つ、たぶんここで言わないと皆さんお気づきにならないと思われる点を申しますと、

    魁斗は麗蘭にちゃんと性的魅力を感じています。

    麗蘭は作中、瑠璃と並び最大の美少女という設定ですが、瑠璃とは対照的に「神々しすぎて男が欲望を抱かない」という特徴があります。顔もスタイルもいいのですが、畏れ多すぎてあれが反応しないんです(露骨な言い方ですが)。

    ちなみに金色で緑鷹が麗蘭を見て、「俺の女にしてやる」発言をしておりますが、あれは蘢くんを煽るために戯れで言ったに過ぎません。彼の好みではないんでしょうな。瑠璃と仲良くしてたあの時だからなおさら。

    でも魁斗だけは、麗蘭を女の子として見ているのです。

    ……という点を踏まえて、偽麗蘭が魁斗を夜這いする場面を書いたのですが、さすがにいくら神聖な麗蘭でも、美少女であることには変わりないので、これだけ密着されたら魁斗じゃなくても興奮するんじゃ…と後になって思いました。。

     

    〇「魂封術」について

    魂を切り出して人形に移す、という術でしたが、この「人の魂をどうにかする」、という術が「偽王の骸」でのキーになってきます。

    この後も、似たような術がいくつか出てきます。

    【各話解説(ネタバレ有)】「偽王の骸」第四話

    2016.11.12 Saturday

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      ■第四話「白銀の王姫」

       http://ncode.syosetu.com/n2388dp/6/

       

      魁斗の故郷、魔国を訪れた麗蘭たち。

      国境の海岸から魔国の領土を望むシーンは、昨年北海道の知床に行った際、対岸の国後島を見た経験から書いてみました。

      その後樹莉が現れて海を割るシーンは、言うまでもなく旧約聖書の一場面を元にしております。中高生の頃、魁斗の過去小説を書いた際には、魁斗が城へ続く海の上の土道を歩くシーンがあったのですが、それをダイナミックにしました。

       

      今回登場した樹莉は、今作の超重要人物です。登場場面では魁斗の妹らしく美しく、生まれてこの方魔界から出たことがないお姫様という神秘的なイメージを前面に出してみました。

      彼女も作者が中学生の頃に作った古参キャラで、語りたいことも山ほどあるのですが、いろいろあるので最後までとっておくことにします。

       

      魔国の王宮、摩伽羅宮は、イギリスのボディアム城をモデルに書きました。

      魔族は聖安人や茗人と違って欧米系の顔をしていて、建物や服装は西欧風です。カタカナを使わずに西欧風の建築物を描写するのがとても大変です。。

       

      この第四話以降、しばらく魔界でのお話が続いていきます。

      【各話解説(ネタバレ有)】「偽王の骸」第二話〜第三話

      2016.11.05 Saturday

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        ■第二話「再び集いし者たち」

        麗蘭、蘭麗、魁斗、蘢が勢ぞろい。ほとんど金色からの読者様のための回です。ここでは下記の要素を入れました。

        ・蘭麗が大分打ち解けてきたけどまだ麗蘭と壁がある

        ・魁斗がより馴染んできた

        ・麗蘭→魁斗

        ・蘢くんが蘭麗にだけ恭しい

        ・麗蘭の公主としてのお仕事内容

        一話に引き続き、導入編です。1話で見せた強い麗蘭とは対称的な一面(魁斗にデレる)を見せるよう、意識しました。

        三公六卿など、聖安の官位の説明など出ていますが、茗は三公九卿だったり、微妙な違いが出るようにしています。

         

         

        ■第三話「友情の盃」

        魁斗と蘢が酒を飲みながら話すシーン。前作で、聖地珪楽のあたりで「帰国したら酒飲もう」と約束していたのが、ようやく実現しました。

        魁斗はいつも真面目で頭が良すぎる蘢から面白い話を聞き出そうとしており、蘢は魁斗から蘭麗への気持ちを探ろうとしています。

        蘢の聞き方がうまいので、魁斗は蘢が蘭麗を気にしているのに終始気付きません。そして魁斗もガードが固く、蘭麗のことをどう思っているのか、蘢に明かしません。

        この時点で魁斗が本当はどう思っているのかは、この先のお話のネタバレになりますので伏せておくことにしますね。

        作者としては、この三話は書いていてとても楽しい回でした。読者の皆様には結局魁斗の気持ちがわからず、もやもやされたかもしれませんが…

        【各話解説(ネタバレ有)】「偽王の骸」序章〜第一話

        2016.10.29 Saturday

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          10/27(木)に、予告通り連載開始しました。

          聖安戦記 第二部「偽王の骸」です。

          今作については、印象に残る話は後書きというか執筆中に考えてたことを備忘として書き残しておこうと思います。

          ネタバレありですので、未読の方は先にお読みになられることをお勧めします。

          まずは序章・第一話。

           

          ■序章「冥闇情炎」

          どの連載においても、私は大抵序章を書きます。導入編のような位置づけで、この物語はこんな雰囲気で、こんな世界観でいきますよ、という提示をします。

          前作金色の螺旋の時は、「紫黒暗香」というサブタイトルで、黒神と珠帝がやりとりしている妖しいシーンでした。あの序章に、「欲しいものは何を犠牲にしても手に入れる」という珠帝のポリシーを入れ込んでおきました。最後まで読んだ後に読み返してもらうと違った味が出るような、そんな序章になっていたかと思います。

          今回の序章でも、物語のカギとなる人物が妖しい発言をしています。今作は主にこんな感じの雰囲気になるでしょう、という予告です。キーワードは「恋情、怨嗟、陶酔、哀惜」です。

          サブタイトルは「冥府の闇に堕ちた者へ抱く情炎」、みたいなイメージです。ここでの情炎は、ほぼ辞書的な意味で激しく燃える欲情(主に肉体的、性欲的なもの)を表しています。

           

          ■第一話「巫女の光燿」

          今から一年くらい前に書いた回…だと思います。大分経ってます。

          第一話ですので、金色を読んでいない方のためにも、主人公の紹介をしなければなりません。最大レベルに麗蘭がかっこよく見えるシチュエーションを考えました。また、前作で「開光」してパワーアップした彼女の闘いをしっかり書こうと努めました。対・妖さんについては、ほとんどチート級の強さになっています。

          牛鬼のチョイスは、ネットで調べて強そうな妖怪を選びました。ググるとキモかわいい画像が出てきます。

          兵を率いて凱旋するシーンは、前作で初めて都を訪れた麗蘭が蘢と出会った場面を彷彿とさせるもの。前作読者の方には懐かしさを感じてもらいたいな〜と思うところです。美しい公主として、麗蘭が民にも受け入れられ始めていることを示すものでもありました。

          田沢湖・乳頭温泉・角館旅行

          2016.10.16 Sunday

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            ここ数年ずっと狙っていた秋田に行ってきました。

             

            ■抱返り渓谷

            田沢湖駅に着いて、たまたまガイドブックに載ってたので行ってみました。車があって良かった( ;∀;)

            紅葉はもう少し後が良かったんだろうな。

            滝が素晴らしかったです。

             

            ■田沢湖畔

            「金色の螺旋」に出てくる「彩霞湖」のモデルにした場所。

            「彩霞湖」はもっと狭いイメージですが。

            iPhoneImage.pngiPhoneImage.png

             

            ■乳頭温泉

            長年目をつけていた温泉地。

            まさに秘湯。混浴風呂初めて入りました。泊まった宿が素晴らしかったです。料理もサービスもお風呂も最高でした。

            そしてこのあたりはすっかり秋めいておりましたね。

             

            ■角館

            ここも紅葉はもう少し後。

             

            【新連載お知らせ】続編「偽王の骸」10/27(木)〜

            2016.10.14 Friday

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              告知してしまえばスッキリするだろうと思い告知します。
              標題の通り、準備していた新連載を始めます。開始日は魁斗くんの誕生日です。

              現在のところ、予定している最終話(30話)まであと八話くらいというところまで書き溜めてます。なんとかなって欲しいという思い。合計では12万字くらいの分量を見込んでいます。
              初回は10/27(木)夜に序章、金色の螺旋までのあらすじ、第一話を投稿するつもりで、次回以降は毎週決まった曜日に一話ずつ投稿していきます。年末年始は連続更新予定。
              毎週更新は金曜か土曜の夜が有力候補です。

              内容としては「金色の螺旋」から半年後を書いたもので魁斗の故郷・魔国で起こる事件に麗蘭が巻き込まれるというもの。
              メインキャラは麗蘭と魁斗、魁斗の異母妹の樹莉(イラストの女の子)です。「金色の螺旋」の主なキャラも登場します。

              なろうの活動報告に書いた内容を、転載しておきます。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
              産みの苦しみはありますが、かなり楽しんで書けています。それゆえに(いつものことですが)キャラが暴走しまして、「金色の螺旋」からの読者様には、下記の点をご承知おきいただければと思います。

              〇「金色」は味方サイドと敵サイドの両側面から物語を描いてゆくスタイルでしたが、今回は敵サイドは終盤まで出さず、敵が誰なのか、敵の真の目的は何なのか、良くわからないまま進んでいきます。よって敵側人物が前作ほど濃く描けていないかもしれません。
              〇「金色」のラスボス珠帝は、敵でありながらあの世界では偉人に入る人物で、彼女なりの正義をもって物語を彩っていました。が、今回の黒幕はそういう魅力的な部分が(たぶん)ありません。
              〇「金色」では恋愛よりも友情とか主への忠誠心とか愛国心とか、そういう要素が多く含まれていました。また、強い敵をみんなで倒す的な要素もありました。が、今回は主人公の恋愛がメインであり、バトル要素はありますがメインではありません。
              〇作者がより趣味に走ったため、大人の女性向けっぽさが結構出ています。色っぽいシーンも少し増えたかもしれません。
              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

              言い訳っぽいものも含まれてますが(´Д` )
              今回は完全にR15なので、サイトでの掲載はなく、なろうのみでの連載です。
              グロい方の15禁ではなく、エロい方の15禁です(>_<)

              毎週楽しみにしてもらえるような連載にしていきたいと思っていますので、お付き合いいただければ嬉しいです。

              あらすじも投下しておきますね。

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              〜聖安戦記第二部「偽王の骸(ぎおうのむくろ)」あらすじ〜

              人界を統べる二人の女王が斃れ、半年が経った。即位の儀を控えた麗蘭は、悲しみを乗り越え帝位を継ぐべく決意を固めていた。仲間たちに支えられ政務に勤しむ中、魁斗の故郷・魔国を訪れるが、美しき魔族たちの、ある死人を巡る底深き陰謀に巻き込まれ――天より『宿』を持って下された少女麗蘭の、新たなる戦いの物語。中華&和風色の濃いファンタジーです。
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              上田・別所温泉に行ってきました

              2016.10.11 Tuesday

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                真田丸に見事にハマったため、上田に行ってまいりました。

                真田一族は上田の人々に愛されてるんだなあ…と感じた旅行でありました。

                 

                ■別所温泉

                 

                ■上田

                真田丸ドラマ館、上田城、真田神社、真田氏本城跡など

                ここは真田丸で信繁ときりが座ってた木の幹。

                桂林旅行N蕎|田

                2016.09.22 Thursday

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                  ■龍勝棚田

                  桂林市内から二時間半ほど車で行ったところ。

                  途中でシャトルバスに乗り換えて山を登っていくのですが、いろは坂並のクネクネ道でばっちり車酔いしました。

                  今回の旅行で、サングラスと酔い止めは必携ということを改めて学びました…

                   

                  山口の秋吉台を棚田にした感じのスケールのでかさ。北陸の千枚田とはでかさが違いました。

                  ここが入ってるツアーか、入ってなくて旅行日数が1日少ないツアーにするか、迷ったのですが入れてよかったです。

                  稲穂が黄金に輝いているこの時期は、観光のベストシーズンらしいです。

                   

                  桂林旅行∂江下り・陽朔・高田郷

                  2016.09.22 Thursday

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                    ■漓江クルーズ

                    今回の旅行のハイライト。

                    写真1枚目のような船で4時間川下りなんですが、暑くて死にそうでした。サングラスを持参しようか迷ってやめて大後悔しました。。

                    もちろん船内にはいられるんですが、撮影のためには外に出ないといけないわけで。

                    近くの土産物屋で300円くらいで麦わら帽子を売ってて、みんなそれ買ってたんですが私は日傘でいいやと思って買わなかったんですね。実際デッキで人が多すぎて日傘なんかさしてられませんでした。日焼けやばいです。

                    まあ、きれいな景色を撮影するためには多少の犠牲はつきものですね。

                    ここに載せてる写真は少ないですが、実際似たような写真を90枚ほど取りました。

                     

                    これが有名な黄布倒影。人民元20元札に描かれてるところ。

                     

                     

                    ■陽朔、西街

                    川下りの終点は陽朔。中国っぽくないストリートがあります。ここは通っただけだけど、少し時間がほしかったなあ。

                     

                    ■高田郷(遇龍河・月亮山)

                    すばらしい風景。ここで船に乗りたかったな〜

                     

                     

                     

                     

                    桂林旅行〇堝盍儻

                    2016.09.22 Thursday

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                      桂林旅行に行ってきました。

                      今回はツアーの一人参加。一人は五年前に韓国周遊ツアーに参加した以来です。一人といっても、海外渡航回数も二桁行ってますので、もう慣れた感があり全然平気です。ツアーですしね。

                       

                      ■広州〜桂林へ

                      会社の帰りに羽田へ直行して前泊し、翌朝のJAL便で広州白雲国際空港へ。行きの機内ではスノーホワイトの続編を見ました。スノーホワイトなのにスノーホワイトが病んでて1回も登場しないというのにびっくらこきました(どうでもいい)。

                       

                      広州南駅。めっちゃ広くて訳が分からない。東京ドームの中にいくつも飲食店やら電車のホームがある感じ。

                      新幹線に乗って3時間くらいで桂林へ。新幹線は日本の新幹線と同じような感じでした。

                       

                       

                      桂林につき、欧米系の某5つ星ホテルに宿泊。欧米人ばかりで中国感があまりありませんでした。

                      ここに4連泊したのですが、中国とは思えぬ快適さ。すばらしい。やはりホテル代をケチってはいけませんな。

                       

                      ホテルの周りは歩行者天国になっており、原宿みたいな若者向けの店が多かったです。

                      私は夜カフェに入って執筆したり、本屋でラノベを物色したりしてました。やることが日本にいるときとかわらず…

                       

                       

                       

                      ■大墟古鎮

                      明清時代の町並みが残る場所。

                      今でも人が生活しており、土産物屋などお店が並んでいます。

                      地区の保護のため、ここに住むと国(市?)からお金がもらえるとか。

                       

                      ■穿山岩

                      鍾乳洞。日本にもよくあるやつです。

                      秋芳洞みたいにスポットごとに名称がついてます。規模はあちらのほうが大きいけど、ライトアップの色が中二病。

                      なかなかきれいでございました。水面に上の岩が鏡のように映し出されてる様子が、写真だとうまく映ってなくて残念です。

                       

                      この岩、貴妃という名がついてるのですが、これ見たとたんインスピレーションがわいたので執筆中の金色続編にこういうのを登場させました。どこで使ってるかは秘密です。確かに貴妃がひざまずいているように見えます。

                       

                      あと、これも作中に出す予定です。王様やら将軍やらの絵が掘ってあります。

                       

                      出口にあった、桂林にある四種類の桂花の説明図。

                      桂花(木犀)がたくさんあることから桂林と呼ぶそうです。桂花茶とか金木犀製品をたくさん売ってました。

                      桂花茶、桂花王茶は金色で珠玉様が好んで飲んでたり、紅燐が黒い人に誘惑されるシーンで桂花が舞ってたりーーと、桂花は何かと使ってます。

                       

                       

                      ■七星公園

                      パンダちゃんを見に行きました。

                      北京動物園でも見たので、正直動物園じゃなくて他の美景を見に行きたかった…

                      パンダちゃんは雌で、お名前は月月(ユエユエ)。黒い人の兄上の本名(月、ゆえ)と同じですな(どうでもいい)。

                       

                      ■象鼻山

                      桂林旅行のパンフに良く載ってるとこ。

                       

                      公園の敷地内にあった、動物の象。十二支みたいなものらしい。

                      読めないのがいっぱい。これもどこかで使おう。

                       

                       

                      ■桂林ナイトクルーズ

                      夜は夜景を楽しむクルーズでした。

                      手持ちのカメラが夜景撮影貧弱過ぎて毎度困ります。ぼやけててすみません。。

                      なぜか錦帯橋とか日本橋とかありました。

                      昔蘇州に行ったときもこういうのありましたが、あちらより色合いが優しくてよかったです。

                      夜景をみつつ、鵜飼のパフォーマンスやきれいなお姉さんの踊り、二胡や胡弓の演奏などが楽しめました。