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「偽王の骸」本編で退場しましたので、キャラ造形等こだわったことなどを書いていきます。
樹莉については、これまで各話ごとの解説でも触れてきましたので、その内容を補完するものとしています。
■原形となったキャラについて
樹莉の原形は、作者が中学生の頃に書いていた「散りゆく蘭 輝く蘭」(金色の螺旋続編)に出てくる魁斗の異母妹「李子(りし)」です。
金髪で短髪、勝ち気で頭の良い子で、初登場セリフは「初めましてだね、人間のお姫様。あたしは李子。ここの王女やってます」でありました(←昔の原稿より)。「散りゆく蘭 輝く蘭」は、敵になった麗蘭を蘭麗、魁斗、蘢で止めるという話です。魁斗のツテで、魔界に助けを求めに行く流れでした。
今回「偽王の骸」では、利発さをそのままにして、他はほとんど変えました。名前を樹莉にし、容姿も銀の長髪へ。神聖さと妖艶さを併せ持つイメージにしました。
■キャラ造形について
19話以降、大きく変貌させることを最初から決めておりましたので、前後半で落差がはっきりわかるように作っていきました。
前半は魁斗の妹らしく、不思議な力を持った不可侵の美少女。後半はエロエロ変態気味のサディスティック美少女です。後半については書いているうちにいつの間にかこうなってたという具合ですが、後から「眠狂四郎シリーズ」の「人肌蜘蛛」に出てくる紫姫っぽくなったなと思いました。紫様大好きなのです。。
口調は変貌後に悪役の瑠璃たんと被らないようなボーイッシュなものにしました。結果、変貌後は妖艶かつ無邪気というギャップ萌的要素を持たせることに成功しました。ギャップ萌は意図してなかったのですが、結果お気に入りの子になりました。
■荐夕への恋
樹莉はもともと精神面で成熟した子でして、年の近い知り合い(王宮に出入りするような貴族子弟)や兄弟のことは子供っぽく見えてしまいます。気が強い方で頭が良いのもあり、彼らからは女のくせに生意気、とか言われて弾かれることもしばしば。そんな中、荐夕は憧れの存在、魁斗と豹貴は貴重な仲良しさん、という位置付けでした。女の子の友達は殆どいなかったと思われます。
荐夕への初恋は、思春期特有の憧れに近いものから始まって、だんだんのめり込んでいってしまう感じです。彼が愛する女の子(春澪)を娶ってからは諦めて、二人の仲を祝福していたのですが、心の底では諦めきれない未練がありました。そこであの事件が勃発して、自分のものにしたい欲が爆裂してしまい、憧憬→情愛→性愛(狂気的)とチェンジしてしまったようです。事件が起きなければ情愛の入り口らへんで終わってたと思われます。
近親相姦というのは初めてまともに扱ったのですが、特殊なことは考えずに普通のこじらせ男女愛として書いていました。あの事件までは兄妹愛の方が強く、事件後からはこじらせ男女の性愛として書き分けました。
■3段階目の樹莉→今後
麗蘭に助けられ、黒神や荐夕から離れて以降は、また違った段階の樹莉として描写しています。本来の樹莉とも違う、自分の犯した罪の大きさに怯える少女というイメージです。
今後については、作中にある通り数年(十年近く?)幽閉生活を送ります。細かいことは決めておりませんが、豹貴が見つけて来た相手と結婚して普通の生活を送るのではないでしょうか。また好きな人ができてくっつけたらいいのですけどね。なかなか難しいとは思いますが(宮中のめぼしい男はみんな漁ってしまいましたし)、まだ若いのでいつか自分の気持ちに整理がつけば、可能かとは思います。一時期燈雅にもらわせようとしてやめましたが、そういうのもいいかもです。彼なら樹莉のことをかなり気にいるかと(エロいし)。
声はしばらく枯れたままで治らないです。幽閉にプラスして何らかのペナルティを与えたくて書きながら突然思いついた設定でした。黒神のせいとはいえ、あれだけ悪さをしておいて、極刑にならないのはムシが良すぎる気がしていましたので。。
読者さまには樹莉がかわいそうだと少しでも思っていただければ。樹莉への同情を誘う→より黒神が嫌われる、というのが私の狙いでございます。
書くのがとても辛かったキャラですが、楽しくもありました。
聖安本編にはもう出ないかもしれませんが、外伝などで機会があれば出したいです。
なろうの活動報告再掲です。
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ご無沙汰しております。
標題の通り、近日中に連載を再開いたします。
とはいえ、書き溜めは2話分のみ。2話更新したらまた書き溜めるつもりです。
4月中旬に受けた試験の勉強期間中から少しずつ書き進めていたものでして、出来上がったらすぐに更新したくなってですね。
推敲すんだら早めに投稿いたします。
次回の試験が9月にありますので、可能であれば7月までには完結までもって行きたいです。
さて、お知らせついでに近況報告ですが。
いろいろ思うところあって、来月から実家を出ることに決めました。
家が全然決まっていなかったり片付けが進んでいなかったりで、本当に出られるか不安がありますけども。
生活を早く落ち着かせて、腰を据えて執筆できる環境を作りたいです。
礼文島、利尻島に行ってきました。
何故か写真右下に日付が入ってしまい…
時系列前後することがありますが、いつものように場所ごとに貼っていきます。
■稚内
稚内まで飛行機で行き、そこからフェリーに乗船して礼文へ。翌日礼文から利尻へ航行し、最終日は利尻から稚内へ帰ってきました。
最北端宗谷岬や防波堤を見ました。宗谷岬からは運が良ければ樺太が見えるそうですが、あいにくの天気で見えませんでした。
■礼文島
花の浮島礼文島。
花のシーズンは6月以降なので、まだまだ見られる種類は少なめ。
クシュ湖を歩きつつ、道ばたのかわいいお花を楽しみました。
本当に、春の訪れという感じ。
澄海岬。スカイ岬という名前が素敵。
風がめちゃくちゃ強かったです…気温はまあまああるので、風がなければ暖かかったのですが。
江戸屋山道へ。歩くコースのはずが、強風で車移動に。
夏の写真を見ると緑いっぱいお花いっぱいの場所らしいですが、まだまだ寒そう。
スコトン岬にも到達。
■利尻島
利尻山が綺麗に見えましたが、ずっと頂上付近に雲がかかっていました。
オタトマリ沼。
一瞬だけ雲がどいたところを狙ってパシャリ。雲の動きが意外と速い。
仙法志御崎公園。
山の裾と河岸線が一体化している珍しい風景。
ため息が出ます。