雑記や創作状況など。
<< 神降り立つ地へ | main | 劇団四季観に行ってきた >>
金色の螺旋(聖安戦記) 七章「光焔の剣」について
◆第七章について語ります
(ネタバレ含みます)


この章も、書いてからかなり時間が経ってしまいました…


《麗蘭の試練》
 神剣「天陽」の継承自体は、昔から決めていた流れでした。
 以前「金色の螺旋」を書いた時は、魁斗と会う前早い段階で「天陽」を手に入れていました。剣が封印された神殿に行くと、神官の息子である少年がおり、麗蘭と蘢を剣のもとへ案内し…という展開。少年の父は剣を奪おうとした妖に殺され、それを命じたのは黒神という設定でした。麗蘭たちはあっさりとその妖を倒し、神剣を手に入れます。
…という感じだったのですが、今回はがらりと変えて、麗蘭が真の意味で神剣を手に入れるために一つの試練を置きました。自分の魂に眠る、「光龍」の力との対決です。
 七章では終わらず、継承の試練は九章に続きます。

《聖地》
 聖地「珪楽」のモデルは、伊勢神宮と出雲大社です。
 執筆した時は伊勢神宮には行けていましたが、出雲大社は書き終わってから行ったような気がします。
 拙い描写力で、あの別世界のような地の美しさを表そうと頑張った記憶があります。

《魅那と天真》
 昔書いていた時に登場した「神官の息子」を「巫覡の姉弟」に変えて出しました。しっかり者の姉と、どこか抜けているけれど芯の強さを秘めた弟。彼らも九章で再登場します。

《蘢と玄武の再戦》
 この章の山場の一つですね。
 彼がなぜ、蘢の前にあわられたのか。八章以降を読んでいただければわかるように、あえて語っていません。
 戦闘描写はシンプルにして書き込まず、蘢の心理描写を強調しました。
 二章で登場した際とは全く違う玄武の様子も、八章をお読みいただければわかってもらえるのかなあ…と。

《麗蘭の前世、紗柄》
 五百年前に生きた神巫女、紗柄が少しだけ登場しています。
 彼女の設定は十年くらい前から考えているもので、一見「聖なる光龍」とは思えぬ程の荒々しい戦巫女。いつか、外伝として彼女の物語を書いてみたいものです。
 瑠璃の前世である庚(かのえ)という黒巫女との戦いを描くことになりますが、庚がまた、めちゃくちゃ淫らな悪女です。やんちゃしていた妖王といろんな悪だくみをしています……ああ書きたい。


こんなところでしょうか。また思い出したら書き足します。


 
| 創作(聖安シリーズ)について | comments(0) |