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【挿絵掲載】「荒国に蘭」第1章「昏い森で」に挿絵がつきました

 

 

文フリで配布予定のフリペに載せるため、「荒国に蘭」時の麗蘭のイラストを描いてもらいました。

イメージは、黒神と初めて会ったシーンの麗蘭(7歳)です。

 

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「此れが、君の生きてゆく世界だよ」
 背中から不意に、声が聴こえた。覚えの無い声ゆえ直ぐには振り返らない。腰に差した剣に手を添えてから、素早く後ろを向いた。
 立っていたのは、漆黒の男。長い黒髪を高く一つに結い、紫黒しこく色の珍しい意匠の服を纏った、闇の如き男である。
 瞬ぎもしない黒曜石の双眸が、何と虚ろなことか。其の低く心地良い声を聴いていなければ、女と見紛う美しきかおが――何と哀しげなことか。

 

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この場面はですね、聖安シリーズでトップ3に入るくらいの重要場面です。

 

麗蘭の前世である奈雷と黒神には因縁があって、千五百年前に色々あって死に別れ(通説では黒神が命を奪ったことになっているし、黒神自身もそう公言している)てから、久しぶりの再会。この一章が「再会」というタイトルなのはここからきています。

※もう一つ、一章最終話の「紅の静寂」で黒神と兄の天帝が「再会」したところからもきています。

 

短いシーンですが、色々と伏線を張っていて、回収できるのはシリーズ全体の最終回間近じゃないかなあと思っています。

 

この出会いの場面では麗蘭は黒神が「黒神」だと認識していながら、何ら敵意は抱いていない。それどころか「哀しい目をしているなあ」という感想を持っています。

彼らが次に会うのは「金色の螺旋」の最終章ですが、黒神が予言した通り、麗蘭は黒神にはっきりとした敵意を抱いているのです。

 

幼女の麗蘭、かわいすぎて誘拐したくなりますな←

 

掲載箇所は下記のとおりです。

*小説家になろう「荒国に蘭第一章3話

 

 

*pixiv「豊代さや氏作品一覧」

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