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【挿絵掲載】「金色の螺旋」第8章「淡い異香」に挿絵がつきました

 

 

▼紅燐死す!?&青竜との邂逅シーンを描いてもらいました!

 

 

長いですが該当シーンの抜粋おば。

 

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 久し振りに腕に抱く紅燐からは、微かだが桂花の香りがした。魁斗の知らぬところで彼女が纏った、異香いきょうであった。
 黒神の気は忽然と消え失せ、紅燐の気も完全に無くなった。其れは彼女が『死んだ』ということを意味していたが、魁斗には如何どうにも信じられない。『命を奪われた』というのは明らかであったが、俄かには受け入れられるはずが無い。紅燐は魁斗にとって、今でも掛け替えのない女なのだ。
 小刻みに震える両手で人形のような紅燐を起こし、胸元に耳を近付け心音を確認しようとする。其の時、魁斗の背を戦慄が駆け抜けた。
 ぞっと総毛立つ感覚が全身を巡ってゆく。四肢が硬直し、振り返りたくても振り返れない。
――誰だ……誰の気だ?

 涙で霞んだ両目を袖で擦り、地面に投げていた刀を握る。正体不明の『力』を感じた方向へ何とか向き直ると、見覚えの有る黒衣の大男が歩んで来ていた。
「おまえ……まさか」
 先刻、紅燐が『其の姿』を取って現れた時とは、存在感がまるで違う。覆いで隠していない方の右目も、色彩と形は同じはずなのに、宿している眼光の質が異なる。人の形をしていながらも人ではない……しかし、確かに人であるという、度し難い、実に解し難い男。
「おまえが……青竜?」

 

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紅燐が魁斗の腕の中で死ぬことを望み、仮死状態となり、魁斗が絶望していると青竜が現れ…という場面。

 

 久し振りに腕に抱く紅燐からは、微かだが桂花の香りがした。魁斗の知らぬところで彼女が纏った、異香であった。

 

この文が我ながら気に入っており、この付近の挿絵を描いてもらいたかったのです。

目を閉じた紅燐のうつくしいこと…(*ノωノ)

 

そして青竜のビジュアルってこんな感じだったんだー(●´ω`●)と。

メインキャラの多くは、私が描いたデザインをもとに挿絵を描いてもらっているのですが、

青竜は私の画力不足のため、こんな感じで!とお願いした記憶があります(*ノωノ)。

見せてもらった時自分の想像してたビジュアルと一致してたのでびっくらこきました(*ノωノ)

 

みなさまご存知の通り、紅燐は死んでおらず、黒神にいいように使われた挙げ句廃人になってしまい、

珠帝の遺言によって燈雅に保護されました。

その続きをどこかで書きたいな〜とは思っているのですが、いつになるやら。

彼女や珠帝、青竜との絆を描いた外伝的なものにも挑戦してみたいですね。

 

 

掲載箇所は下記のとおりです。

*小説家になろう「金色の螺旋」第八章7話

 

 

*pixiv「豊代さや氏作品一覧」

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